声に出してきっちりと発音する英語学習





現段階で英語を話せないとしても、英語は話さないと話せません。禅問答のような言葉ですが、話す第一歩として声に出してください。声に出すことで自分の発音やどこを強く読むとか、自分の発音の癖などがわかります。そして、それが耳に入ってきます。





つまり、読んで頭で考えて、発音して、耳に入ってくる、という流れは、複数の学習プロセスが入っているのです。これだけたくさんのことをしていることに気付いたことがあるでしょうか?



単語や英文を読むだけでは、読んで考えるだけですので半分です。しかし、声に出すことでさらに倍の効果が得られるのです。ここに英語学習の肝が隠されています。話すということもそうですが、全身を使って学習するという意識を植え付けましょう。

確かに少し恥ずかしいかもしれません。家の中で一人でいるときはできますが、近くに誰かがいたり、家族や友達に聞かれたら、もしかしたら、笑いのネタにされるかもしれません。そこは乗り越える必要があります。なぜかというとそもそも英語を話そうとしているのに、恥ずかしいというのは、ありえないことなのです。自分ですることにブレーキをかけていては、全く英語の上達はありません。あなたが本気で学習するというのなら、周りの人にも宣言しておきます。そして、英語の発音を勉強しているんだということは、みんなわかるはずです。本気さが伝われば、誰も笑いのネタにしようとは思いません。あなたの周りの人々は、あなたを尊敬するでしょう。

一人でやる英語学習は変な気分はしますが、今度外国人と対したときは、必ず自分の言葉で話すようにしてください。そのための一人での練習です。いきなり話すことができるなら、苦労はしません。しっかりと練習することで、咄嗟に話しかけられたときに、間髪入れず返すことができるのです。ここまで練習すれば大丈夫という、自分の基準を作ってしっかりと声に出していきましょう。